ワザワイ

幽霊屋敷から戻った一行は、エルソダが奇妙な熱病にかかったことに気づく。
亡霊の呪いの類と判断し、神殿の司祭ザントゥスが幽霊屋敷探索に力を貸すことに。
屋敷はどこもかしこもカビと湿気に覆われ、理不尽なほど傷んでいる。
どうも幽霊屋敷の霊障は、何代にもわたってここで繰り返されてきた悲劇が元になっているようだが…
 踊ろうとするも絞殺される女性霊
 屋敷を燃やそうとする女性霊
 絞殺される女性霊
 男性から逃れて「ローレイ」を連れて逃げ出そうとする女性霊
 自分の悲願を潰した女性を抹殺しようとする男性霊
 お互い殺しあう男女の霊
 腫瘍と潰瘍に覆われる女性霊
 自殺しようとする男性霊
 グール化するアルダーン、焼死するカサンドラ、潰瘍に覆われて病死するシラリエ、首を切られるトラヴァー、カビ化するヴォレルの肖像画
 火だるまになって窓から飛び降りようとする女性霊
 屋敷に縛り付けられて正気を失っていく男性霊
 死霊術を完成させるまでの過程を回想する男性霊
 ガスパールに執着心を見せるがグールにかっさらわれるアルダーンの霊
各々に憑依されて致命的な行動をとる形で、様々な霊障を体験しつつガスパールが正気を失っていくが(一時的狂気寸前)、アレグリアとザントゥス司祭は霊現象そのものにほとんど気づかず、エルダンはことごとく霊現象をはねのける。アレグリアは宝物探しに夢中になり、ガスパールは奇妙な現象が須らく霊現象だと気付いてしまう。
トラヴァーの私室にて宝物と巻物数本、ディスペルイービルのスクロールを発見した一行は、屋敷に入った時から時折聞こえる啜り泣きの元にたどり着く。
そこには絞殺されて復讐霊リヴェナントと化したアルダーンの妻アイシャがおり、自分自身の姿に戦慄していた。
大きな姿見を破壊し、自律行動能力を取り戻したアイシャに連れられて移動する一行は、屋敷の2階、1階でカビの化物と遭遇する。シャドウのようなものと早々に見切った上で、立地上倒すことが困難と判断しスルーする一行は、屋敷の地下へ。病気のネズミなどを素早く始末しつつ、アイシャの通る道を解錠して回る。
屋敷の地下には、屋敷より明らかに古い、更に広大な空洞が広がっていた(ザントゥス司祭が知識ロールに失敗し由来はわからず。)アイシャの殺人者感知に頼って最短経路を行く一行。途中、グールの待ちぶせがあるも、スコーチング・レイや追い討ちなど新能力を活かして素早く始末。海への大穴の空いた滑りやすい危険な地形に、すばしこいゴブリン・グールという困難な遭遇も、ファイアボールで驚異的なダメージを叩き出し一網打尽にして回避した。
アイシャがヴォレルの秘密の研究室がある石扉を開けられず、「おらっ! >>1! 出てこい!」とばかりに扉を攻撃しまくるため、ガスパールが一緒になって石扉を破壊し、中に侵入。
中には助けを求める一体のガスト。ガスパールの私物が集められており、ガスパールを見た瞬間眼の色を変えるが、ずい、と前に出てきたアイシャによってフルボッコにされ、色々背景事情や黒幕について話したり、釈明を試みようとすめも、聞き入れられずに撲殺される(ガストの病気能力も吐き気能力も効かなかった。南無。)
ガストと化していたアルダーンは更にヴォレルの力で二度目の歪んだ生を与えられ、"ブラザー"の忠実の配下、スキンソウ・マンとして蘇る。
しかし、特殊能力の代わりに病気能力が増強され、特技の落ちたガストなど雑魚同然。エルダンとガスパールに挟撃され、スコーチングレイ、エネルギー放出と立て続けに受け、エルダンの攻撃で首を刎ねられて消滅。
最後にヴォレルの遺体を持ち帰って浄化しようとする一行に、屋敷中にカビが結集して襲いかかる。即座にザントゥス司祭にハイドフロムアンデッドを唱えてもらい、生きるカビの妄執と化した幽霊屋敷から脱出。マジックサークルアゲンストイービルでヴォレルを封印後、ディスペルイービルで破壊し、"ワザワイ"には松明で火を放つ。主を失った呪われた屋敷は即座に燃え上がり、呪われた歴史に終止符を打った。