俺達は何がしたいんだろう。

 実に初歩的・基本的なところを言語化してみる。
 何をするためにゲームをしているのか? 勿論、楽しむためである。
 どのような行為が楽しいのか、という要素分析はとりあえずのところ置いておく。

基本的なテーゼ

1. 自分は人を楽しませるためにゲームしているのではなく、楽しむためにゲームしている。
2. 楽しめるゲームは、周囲のプレイヤーの協力によって成り立つ
3. 他の人にも同じ事が言える。

簡単な話で、ゲームを楽しむためには、テーブル全員が楽しみ方の方向性を持っており、また他人の楽しみ方についても知っており、納得しており、かつそのために助け舟を出す必要があるということである。普通ゲームというわれるものはこのあたりの基本線がかっちりと定められているが、TRPGにおいてはそれがない。無論、ルールでそれが規定されているじゃないか、と言うのは愚の骨頂である。そこにはフールプルーフ機能が無いから。
1番だけを信念に持っている人もいるのだ。なんか、虚空に向かって延延とキャラクター自慢している人とかね。*1
ところで、プレイヤーの協力を得るには、その人が人間として接し易い人であることが必要だ。普段はムッツリと黙り込んでいて、セッションに入ると裏声で早口で話し始めるむくつけき男とかには、なかなか協力し辛いし、そこで協力を拒まれたり、あまつさえ嫌なやり方で要求されたりすると、ごめんなさいと言って帰りそうになる。頼むからwebにこもってて、あなた達*2
実際問題として、人間として魅力のある人と一緒じゃないと、TRPGは遊べない(遊びたくない)ということだ。当たり前のことなんだが、なんでいちいち言わなきゃならないかというと、魅力のある人間が極端に少ないから。

*1:実際する。何十人もコンベンション会場で見て来た。こんなとこ来てないで病院行った方がいいと思うんだがどうか。現実うろついてないで、はやくウェブに帰りなよ。

*2:俺もこんな風に思われてんだろうなぁ…